Message from CEO
トップメッセージ

限りある資源を未来へつなぐ、
タウの世界への挑戦。
「会社」という言葉の語源は、日本語の歴史的な背景に由来しています。「会」は人々が集まることを意味し、共同で何かを行う場を表します。「社」は本来「神社」や「村の共同体」を意味し、社会的な組織や集団のことを指しました。これらの言葉が組み合わさり、「会社」は人々が集まり、共同で経済活動を行う組織を意味するようになりました。
株式会社タウは、1997年の設立当時、まだCSRという言葉も地球温暖化という言葉も、それほど認知されていない頃から、「産業廃棄物の低減」という社会課題に正面から取り組んできました。具体的には、交通事故や風水害で損傷を負った損害車を買い取り、経済、環境、社会の3つの観点から、最も適切と思われる方法でリサイクル、リユースを行ってきました。現在では、損害車で得たノウハウ、知識、ネットワークを活用し、取扱商品を全ての働く車にまで拡大してきました。このビジネスモデルを、マレーシア、フィリピンにも水平展開し、今後は東南アジア諸国を中心に事業を拡大していく予定です。
更には、自治体の協力のもと、リサイクルタウンと呼ばれる、その地域で発生するあらゆる損害品が適切にリサイクル、リユースされる街づくりを、各都道府県で進めています。地域の皆さま、メーカーをはじめとする地元企業の皆さまと共に、まだ見ぬ子孫にとって住みよい環境であることを願い、限りある資源の有効活用によって地球温暖化の抑制に貢献いたします。今は小さな囁き程度のこの活動も、やがては風となり、いつか旋風となると信じ、世界で唯一無二のリサイクル商社になることを目指してまいります。
このような理念の元、タウには多くの優秀な人材が集っています。メンバーの共通項は、素直、謙虚、情熱です。知識や経験がなくとも、この3つがあれば、人間はいつからでも、どこからでも、どこまでも成長できることはタウの歴史が証明しています。
志を共にする勇者の皆さんと歩む未来を楽しみにしています。
代表取締役社長
宮本 明岳