エートス協同組合、九州南部初となる災害協定を宮崎県門川町と締結

プレスリリース

エートス協同組合(拠点:埼玉県さいたま市、理事長:宮本 明岳(株式会社タウ 代表取締役社長))は7月1日、宮崎県門川町と「災害時における車両の移動等に関する協定」の締結式を執り行いました。本協定は、災害時の迅速な道路啓開によって復旧活動に貢献することを目的としています。

左から、エートス協同組合 山元理事長代理(株式会社タウ 専務取締役)、エートス協同組合 武田(有限会社武田自動車整備工場 取締役専務)、宮崎県門川町 山室町長、宮崎県門川町 木代副町長

■災害協定の経緯と目的
近年、日本各地で異常気象が発生し、いつどこで甚大な災害が起きてもおかしくない状況にあります。大規模な自然災害が発生した場合、発災時には人命救助やライフライン復旧のために、緊急通行車両の通行を確保する「道路啓開」が重要となります。このたびは、当組合企業である有限会社武田自動車整備工場(代表:武田 健)が門川町に拠点を構え事業を展開していることから、有事の際の地域復興に寄与するべく協定締結へと至りました。
本協定では、門川町内において迅速な救命・救出活動や緊急物資の輸送が行われるよう、当組合が被災車両のレッカー移動等によって放置車両や立ち往生車両等の移動を支援し、円滑な復旧に資することを目的としています。
締結式で山室町長は、「本町は過去にも大雨や台風により五十鈴川流域の浸水被害を経験し、町を挙げた避難訓練の実施や各地区の備蓄倉庫の整備など、防災対策に注力している。そのような中で、町民の皆様の早期復興に寄与する本協定を締結できたことは非常に心強く、今後ともエートス協同組合との連携を密にし、積極手に防災対策に取り組みたい」と述べました。当組合の山元理事長代理は、「これまでは主に損害保険会社をつうじて被災車両を引き取りしてきたが、車両保険未加入の被災車両に対しては、なかなか手を差し伸べることができていなかった。「まだできることがある」という思いから当組合を発足したので、有事の際には武田自動車社も含めた組合企業で手を取り合い、町民の皆様のため尽力したい」と述べ、当組合の武田は「生まれ故郷で本協定の締結に至り、大変嬉しく、また身の引き締まる思いです。宮崎県は南海トラフ地震防災対策推進地域の指定を受けているため、門川町だけに収まらず、宮崎県全域の災害協定を進めることで貢献していきたい」とそれぞれ意気込みを述べました。
今後もエートス協同組合は門川町と連携を深めると共に、災害発生頻度が高いとされる地域に対しても、発災時の早期復旧・復興貢献できるよう、活動を全国へ拡大してまいります。

■協定内容
(1)被災車両のレッカー移動による道路啓開
町の管理する道路上で走行不能となった被災車両を、町の指定場所にレッカー移動し保管。
(2)防災訓練時の参加協力
町が開催する防災訓練への参加協力。

■エートス協同組合について
ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材の循環」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模での循環型社会を目指します。

■本件に関するお問合せ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp

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