エートス協同組合、東北地方初となる災害協定を山形市と締結~放置・立ち往生車両をレッカー移動し、被災地の早期復旧復興に対応~

プレスリリース

エートス協同組合(拠点:埼玉県さいたま市、理事長:宮本 明岳(株式会社タウ 代表取締役社長))は11月25日、山形県山形市と「災害時等における車両の移動等に関する協定」の締結式を執り行いました。本協定は、災害時の迅速な道路啓開や被災車両の処分などによって復旧活動に貢献することを目的とし、組合においては東北地方の自治体と初めての協定締結となります。

左から、エートス協同組合 村越監事、(株)大江車体特装 大江代表取締役、山形県山形市 佐藤市長

■災害協定の経緯と目的
今年も日本各地で異常気象が発生し、いつどこで甚大な災害が起きてもおかしくない状況にあります。発災時には人命救助やライフライン復旧のために、緊急通行車両の通行を確保する「道路啓開」や被災車両の処分が重要となります。このたびは、当組合の加盟企業である株式会社大江車体特装(代表取締役:大江 晴久、以下大江車体特装社)が山形市に拠点を構え事業を展開していることから、有事の際の地域復興に寄与するべく協定締結へと至りました。

本協定では、山形市内において迅速な救命・救出活動や緊急物資の輸送が行われるよう、当組合が被災車両のレッカー移動等によって放置車両や立ち往生車両等の移動を支援し、円滑な復旧に資することを目的としています。また、被災車両の買取や修理の依頼にお応えし、被災車両の処分に関する心理的・経済的な負担を軽減することで、被災者の方や被災事業者を支援し、復旧・復興の一助となってまいります。
締結式で佐藤市長は、「全国的に豪雨や地震などの自然災害が頻発している状況で、山形市は比較的災害の少ない町ではあるが、災害対策を日頃より行う必要があると考えている。エートス協同組合との本協定締結は非常に心強く感じており、市民の安全・安心に繋がると考えている。本協定の締結を機に連携を深め、いざというときにはお力添えをお願いしたい」と述べました。当組合の村越監事は、「エートス協同組合は、災害の多発化・甚大化を受け、自動車関連企業とともに設立した。被災車両のリユースやリサイクルを通じて子どもたちにより良い世界を残していくためにも、全国に当組合の活動を広げ、被災地支援に貢献していきたい」と述べ、大江車体特装社の大江代表取締役は「本協定の締結を機に当組合の取り組みを知っていただくことで、万が一に備えた市民の暮らしを守るツールとして活用してほしい。防災に対して今後も前向きに取り組んでいく」とそれぞれ意気込みを述べました。

今後もエートス協同組合は山形市と連携を深めると共に、災害発生頻度が高いとされる地域に対しても、発災時の早期復旧・復興貢献できるよう、活動を全国へ拡大してまいります。

■協定内容
・被災車両のレッカー移動による道路啓開
 ―市の管理する道路上で走行不能となった被災車両を、市の指定場所にレッカー移動し保管。

・被災車両の処分支援
 ―被災車両の買取・修理の依頼に対応。

・自動車等の貸し出し
 ―乗用車および災害支援車等をレンタル。

・防災の啓発
 ―市が開催する防災訓練への参加協力。

■エートス協同組合について
ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材の循環」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模での循環型社会を目指します。
URL: https://ethos.or.jp/

■本件に関するお問合せ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL   : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp

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