タウ、「建機サミット2025」を初開催
損害車※1のリユース事業を展開する株式会社タウ(本社:埼玉県さいたま市、代表:宮本 明岳)は、10月17日に、当社初となる「建機サミット2025」を開催し、持続可能な成長につなげるべく、「相互協力に関するパートナーシップ覚書」を締結いたしましたので、お知らせいたします。
※事故や災害等により損壊した車両のこと

CM Heavy Equipment ディレクター スカイ・ウォン様、(株)タウ 代表取締役社長 宮本 明岳
Honest Sky 代表取締役社長 林 松様、日本トレーディング 取締役社長 クレイシ・ハールーン様
■建機サミットについて
世界の建設機械市場は、今後10年間で大幅な成長が見込まれています。特にアジア太平洋地域では大規模なインフラ建設需要が市場を牽引しており、世界全体の建機需要の約50%を同地域が占めるとされています。一方で、市場の拡大とともに電動化・自動化の進展、環境規制の強化、サプライチェーンの不確実性といった新たな課題にも直面しています。このような背景のもと、各国共通の課題に対し協力の可能性を探ることを目的に、「建機サミット2025」を開催いたしました。第1回目となる今回は、世界各国から4社が集まり、中東・アジア地域における持続可能な成長をテーマに意見交換・ディスカッションを実施しました。
■パートナーシップ締結について
本締結を契機として、建設機械の三国間貿易をさらに強化し、各国から自由に建設機械を購入できる世界規模の共有在庫サイトの提供を開始いたします。これにより、グローバル市場における在庫情報の可視化と取引の効率化を図ります。また、当社のネットワークを活用し、修理・買取体制の拡大および安定化を推進するとともに、商流の確立と商材の拡大を目指し、より多様なニーズに応えられる体制を整えてまいります。今後は、現地法人や地元企業との協業を通じて、海外における仕入・販売ネットワークを構築し、新車・中古車の双方における取引拡大を進め、サーキュラーエコノミーの実現に貢献してまいります。
■LOGOSを発足
「LOGOS」とは、ギリシャ語で論理という意味があり、本ロゴは真理と理性、そして陰陽の中庸に基づき、キャッシュの最大化と再利用資源流通の最大化を表しています。地球温暖化の影響により、大規模な自然災害が世界中で起こっている今、当社はLOGOS参加企業と共に、被災地の早期復興、戦後早期復興に寄与していきます。

■参加企業(会社名アルファベット順 敬称略)
CM HEAVY EQUIPMENT SDN.BHD : マレーシア
オネスト.スカイ : 台湾
JMA Trucks Solution : フィリピン
ニッポントレーディング : UAE
TAU : 日本
■当社について
日本では、年間約200万台もの廃棄車両が発生しています。当社は、このような産業廃棄物となり得る損害車を国内で買い取り、独自に構築したインターネットシステムを通じて世界126ヵ国以上へ販売しています。当社は世界規模での損害車リユース事業を通じて、価値があるのに不要とされるモノを必要な人へとつなげモノの命を循環させる、「循環型社会」の実現を目指しています。
| 会社名 | : 株式会社タウ |
| 本社所在地 | : 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 LAタワー10F |
| 代表取締役 | : 宮本 明岳 |
| 設立 | : 1997年6月 |
| 売上高 | : 432億円(2024年9月期) |
| 社員数 | : 607名(2024年9月末) |
| URL | : http://www.tau.co.jp |