エートス協同組合を設立  被災地支援や自動車業界の人材不足に貢献

プレスリリース

~地球規模の循環型社会を目指して~
エートス協同組合を設立
被災地支援や自動車業界の人材不足に貢献

「地球規模の循環型社会」に向けて同じ志を持つ自動車関連企業5社が協同し、令和4年10月26日に 「エートス協同組合」を設立いたしました。11月15日には組合の理事である株式会社タウ(本社:埼玉県さいたま市、代表:宮本明岳)にて組合設立に関する記者発表会を行いました。

(上段左)武岡社長・吉永社長・種谷社長 (下段左)宮本社長・石井社長

■エートス協同組合とは
「エートス」とは、ギリシャ語で『ある社会集団に浸透している約束や規範』を表す言葉です。ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模の循環型社会を目指します。

■活動概要
①災害発生時の被災地支援
毎年のように発生する豪雨や台風等の自然災害では、車が自宅で水没、また走行時に運転不能になる等の被害が発生します。道路上に不動車が残ってしまうことは、人命にかかわる緊急車両の通行や救援物資車両等のライフライン復旧の妨げとなることが懸念されます。このような状況を回避するため、当組合は事前に自治体と災害協定を結び、有事に迅速な支援活動を行える体制を構築いたします。具体的には、車両のレッカー移動による道路啓開作業や、車の修理・買取・廃車・無料の代車提供など、被災者のご希望に沿ったサービスを提供いたします。

②被災車両の適切な処分
復興活動の中では、被災車両の処分についても課題に上がります。当組合には、損害車の買取販売業、リサイクル業、陸送業などを基幹事業とする加盟企業が集っており、「現状販売」「修復販売」「パーツ販売」「素材販売」に分類し、どんな状態の車両であってもクルマの価値を最大化させることが可能であります。適切な処理と情報開示により、環境に配慮した資源の循環を行っています。

③人材不足の解消
現在、国内の自動車整備業界では、従事する若者や技術者の高齢化による人手不足、後継者不足による事業縮小により余剰人材が発生しているケースがあります。日本人のみならず国内の外国籍人材を、組合企業を通じて受入れを行い、自動車業界の労働不足解消に貢献し、業界のさらなる活性化に貢献いたします。

④新興国のモータリゼーション発展への寄与
日本で働く外国籍人材の中には、将来母国で技術を活かしたいと考える方もいらっしゃいます。当組合では、日本の優れた技術や知識を惜しみなく提供し、母国で活躍してもらうことで新興国のモータリゼーション発展に繋がると考えています。組合企業が海外で展開している事業に従事いただき、習得した技能を活かせるセカンドキャリアを提供いたします。

■理事企業(会社名50音順 敬称略)

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社タウ 広報部
TEL   : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp

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